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円高と円安
ドルやポンドといった外貨に対して円の価値が相対的に高くなることを「円高」といい、その反対を「円安」といいます。
例えば1ドル=80円から1ドル=70円に相場が動いた場合は、ドルに対して円高。逆に1ドル=80円から1ドル=90円に相場が動いた場合は、ドルに対して円安となります。
円高は外貨で代金を受け取る輸出業者にとっては、収入の減少につながります。しかし、輸入業者にとっては商品の購買価格が下がり、収入の増加につながります。円安は円高とは逆に輸出業者が潤い、輸入業者が打撃を受けます。ただし為替変動による収益悪化を防ぐために通貨の先物取引やオプション取引を利用して、為替変動リスクを軽減する方法があり多くの企業で採用されています。
「円安」、「円高」といっても、どの程度の水準が円高、円安というわけではありません。ある時点での為替レートと比較して「円安」とか「円高」と表現するわけです。
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