リセッション/テクニカルリセッション

【よみ】
りせっしょん/てくにかるりせっしょん
【英名】
Recession,/Technical Recession

景気後退局面のこと。資本主義社会の経済活動のなかで景気の拡張期と後退期が交互に繰り返される景気循環がある。景気の拡大期が続きピークに達した地点を「景気の山」、逆に景気の低迷期が続き最も不景気になった地点が「景気の谷」と呼ばれる。この「景気の山」から「景気の谷」に向かう局面をリセッションと呼ぶ。

リセッション入りの定義は各国により違いはあるが、一般的に欧米では国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長となった場合、「テクニカル・リセッション」と呼ばれ、リセッション入りが高いシグナルとして見られる。日本では毎月内閣府が公表している「ディフュージョン・インデックス(DI)」と呼ばれる景気動向指数が、過去の推移から景気拡大局面では50%を上回り、後退局面では50%を下回る傾向があるためDIが50%を下回る状況が続いた際に「リセッション入り」と判断される。

なお、米国では全米経済研究所(NBER)が、日本では内閣府社会総合研究所が「景気の山」「景気の谷」(景気判断)を公表している。

FX(外国為替)では、近年、景気後退期に海外の資産を国内に還流する(レパトリエーション)動きから、円高になる傾向がみられる。

2020年4月6日 更新