RBA(オーストラリア準備銀行)

【よみ】
あーるびーえー
【英名】
Reserve Bank of Australia

RBAとはオーストラリア連邦の中央銀行で、Reserve Bank of Australiaの略。日本語ではオーストラリア準備銀行/豪準備銀行と呼ばれる。所在地はシドニー。

元々は市中銀行(オーストラリア・コモンウェルス銀行: Commonwealth Bank of Australia, CBA)が中央銀行機能を有していたが、1959年に成立した準備銀行法(the Reserve Bank Act)により1960年にRBAが正式に設立され、中央銀行機能もCBAからRBAに移管された。

  • RBAの金融政策の目的は
  • ・通貨価値の安定
  • ・最大雇用の維持
  • ・国民の経済的繁栄と福祉に貢献

と法律で定められており、現在では「中期的に期間平均で年2-3%の消費者物価上昇率」と実用的な表現で表されている。

1990年代に制定した中長期的な視点で見た目標物価水準(2-3%)※1、通貨安定などいくつかの項目に沿った金融政策を行っている。金融政策理事会は、1月を除いた毎月第1火曜日に開催され、現地時間14時30分(日本時間13時30分、サマータイム時は12時30分)にRBAのHPで公表される。理事会は総裁1名・副総裁1名・財務長官1名・理事6名の9名で構成され、総裁もしくは副総裁を含む5人以上の参加で成立。参加メンバーの過半数の賛成によって決定を下し、必要に応じて議長(総裁/副総裁)が決定票を投じる。

現総裁は2016年9月18日から7年の任期に就いているフィリップ・ロウ氏。

  • ※1補足
  • 1993年にバーニー・フレイザー総裁(当時)が中期的なインフレ目標を2-3%に抑える(80年代のオーストラリアのインフレ率平均は8%台)ことが物価安定の目的と概説され、1996年にオーストリア政府はそれまで非公式に実施されていたRBAのインフレ目標を正式に承認した。
2021年2月1日 更新