オーバーシュート

【よみ】
お-ばーしゅーと
【英名】
overshoot

「通り越す」、「行き過ぎる」の意味。相場が一定の方向へ傾き、加速した状態を指す。FX(外国為替)や株価、債券などの相場では好材料や悪材料に過剰に反応して一時的に「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」の状態となることがある。FX(外国為替)でオーバーシュートが起こりやすい場面としては、2008年のリーマンショックや2010-11年の欧州債務危機などの金融不安、2013年からのアベノミクスなどの政治的為替政策の変更、中央銀行の予想外の金融政策の変更などの突発的な出来事による市場心理の急激な悪化、需給が過不足が出やすい期末、市場の参加者減少で、流動性が低下する年末年始や祝日、日本時間早朝などが挙げられる。

なお、FXに限らず、「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を判断する一つの目安は移動平均線からの乖離があげられる。また、MACDボリンジャーバンドなどの移動平均線から派生した分析方法で計られることもある。オーバーシュートが生じた後は、いずれは実勢を反映した水準に戻る(修正される)ため、戻りを狙う投資家もいる。

2020年4月1日 更新