OPEC/OPECプラス

【よみ】
おぺっく/おぺっくぷらす
【英名】
Organization of the Petroleum Exporting Countries

OPECとは、石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries)の略称でオーストリア、ウィーンに本部を持つ組織を指す。

産油国の権利・利益を守るために1960年に設立された産油国のための国際機関。現在は13カ国が加盟。通常、6・12月に定例総会を開催する。

2018年時点ではOPEC加盟13ヵ国が世界の産油量の約44%、埋蔵量の約81.5%を占めており、OPECの動向が世界の原油価格に大きな影響を与える。

加盟国内で最大の産油量、および埋蔵量を誇るサウジアラビアの発言力が強く、リーダー的な存在となっているが、決定を加盟国に強制するシステムではないため、加盟国が減産の決定に従わないことも少なくない。

OPECプラスとは、OPEC加盟国にロシアやメキシコなどの非加盟主要産油国10カ国を加えたグループのこと。より世界の原油価格の制御することを目的とし2016年に形成された。

2020年3月6日には新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行に伴う原油需要の減少から、OPECプラスで協調減産を協議したものの、交渉は決裂。逆オイルショックを引き起こす一因となった。

ちなみにシェールオイル革命によって世界一の産油国となったアメリカは、反トラスト法の影響から国内の石油会社に対して直接減産の指示を出すことが出来ないため、OPECプラスには加わっていない。

2020年7月14日 更新