掛け算通貨

【よみ】
かけざんつうか
【英名】

通貨ペアは取引する2国の通貨のことで、左側の通貨を「取引通貨」や「基軸通貨」、右側の通貨を「決済通貨」や「清算通貨」という。通貨ペアは通常3つのアルファベットの略称の組み合わせで、左側の通貨の価値を右側の通貨で表している。通貨と通貨の区切りは”/(スラッシュ)”や”-(ハイフン)”を用いることが多いが、区切りを用いず、連続して表記することもある。

[例]
ドル円: USD/JPY, USD-JPY, USDJPY

通貨は通常、米ドル(USD)を介した取引(通貨ペア別の取引高https://www.uedaharlowfx.jp/learning/about/about_06.html参照)となっており、〇〇/円など直接取引のない通貨ペアもあるため、ユーロ円ならば、ユーロと米ドル、円と米ドルの各々の価値から計算することになる。通貨の並び順に国際規格はないが、ユーロと米ドルと円でみると、外国為替市場(インターバンク)では慣習として、ユーロ > 米ドル > 円の順番となっている。通貨記号で書くと EUR > USD > JPY の順となる。ユーロ/ドルはEUR/USDとなり、ドル/円はUSD/JPYとなる。
ここからユーロ/円を求める場合には、EUR/USDではUSDが右に、USD/JPYではUSDが左に来ていることで、EUR/USD × USD/JPY、すなわち、掛け算で求めることができる。

[例]
ユーロ/ドル:EUR/USD = 1.1234
ドル/円: USD/JPY = 115.00
ユーロ/円: EUR/JPY = 1.1234 × 115.00 = 129.19

このようにして、掛け算で求めることができる通貨を掛け算通貨という。

代表例:EUR/JPY, GBP/JPY, AUD/JPY, NZD/JPY

割り算通貨
関連用語:通貨の略称

2018年11月9日 更新