マネタリーベース

【よみ】
まねたりーべーす
【英名】
monetary base

マネタリーベースとは、中央銀行が世の中に直接供給する通貨のことで、日本の場合は市中に出回っている流通現金(日本円のお札と硬貨)と金融機関が日銀に預けている「日本銀行当座預金」の合計となる。

マネタリーベースは各中央銀行が月次で公表しており、日本銀行(日銀)が毎月、月末残と月内平均を発表している。

景気が減速しているときは金融機関が持つ国債を日銀が買い上げて、マネタリーベースを増やすことで金融機関からの融資や投資に資金が回るようにし、経済の活性化を目指す。

一方で、景気が過熱しているときは日銀が持つ国債を金融機関に売り資金を吸い上げ、マネタリーベースを減らすことで市場を引き締め、過度なインフレやバブルの発生を防ぐことを目的とする。

また、量的緩和(QE)政策実施時は、マネタリーベースの量や増加スピードが為替の方向性を決めることがある。

2020年7月7日 更新