リーマンショック

【よみ】
りーまんしょっく
【英名】
the global financial crisis(国際金融危機)

米国第4位(当時)の投資銀行のリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻をしたことを機に、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的に呼ぶ通称。リーマンショックは和製英語で、海外では国際金融危機と呼ばれる。

リーマン・ブラザーズは低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)を証券化し大量に抱え込んでいた。2007年の住宅バブルの崩壊とともにサブプライムローンの不良債権化が問題となり経営不振に陥る。同様にサブプライムローン証券を抱えていた大手証券会社ベア・スターンズがJP・モルガン・チェース・アンド・カンパニーに、メリル・リンチ・アンド・カンパニーがバンク・オブ・アメリカに買収され、政府関連の2公社のファニーメイ(連邦住宅抵当公社)、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)が公的資金により救済される中、リーマン・ブラザーズには買い手が付かず、アメリカ合衆国連邦政府が公的資金の注入を拒否したことで、2008年9月15日に連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請し、負債総額約6130億ドル(約64兆円)という空前の破綻を招いた。

リーマン・ブラザーズ社の破綻は連鎖的に大手金融機関の経営危機を招き、金融危機を加速した半面、米連邦準制度理事会(FRB)の利下げ、量的緩和(QE)などの支援を急がせる結果となった。また、金融機関への規制が強化されるきっかけとなった。

FX(外国為替相場)では、サブプライム問題が騒がれ始めた2007年7月の123円台からリーマンショック後の2008年12月には87円台まで下落した。

2020年4月6日 更新