フォワードガイダンス

【よみ】
ふぉわーどがいだんす
【英名】
forward guidance

フォワードガイダンスとは、中央銀行が金融政策の効果を高める、または、市場を落ち着かせるなどの効果を狙い、今後の金融政策の方針を示すこと。

通常、中央銀行は金融政策を通じて、物価の安定や雇用最大化などの責務を果たそうとするが、市場に中央銀行の意図を正しく伝えるために、政策金利を据え置く期間を示唆したり、金融政策変更の判断基準をを示したりする。主に、声明や中央銀行総裁の記者会見などを通じて公表され、中央銀行と市場との対話の一環でもある。

具体的には「○○年末までは低金利政策を維持する方針」や、「インフレ率○○%を達成するまで」と言ったふうに期間や目標を明示するもの、「相当な期間」などの抽象的な表現を用いるものがある。

実際のフォワードガイダンスの例として、2013年4月4日の日銀金融政策決定会合で黒田日銀総裁は「消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を2年程度の期間を目標に出来るだけ早く実現する」と表明し、マネタリーベースを2年間で2倍にするという大規模な金融緩和を行った。

2020年7月1日 更新