フラッシュクラッシュ

【よみ】
ふらっしゅくらっしゅ
【英名】
Flash Crash

フラッシュクラッシュとは、株価や外国為替などの相場が瞬間的に急落する現象の事を言う。また、安値を付けた後に下落幅を大幅に縮小することもある。

フラッシュクラッシュは、①投資家の持ち高に大きな偏りがあるとき、②日本の早朝や米国の取引終盤など流動性が低下しているとき、③下落傾向が続いているときなどに、特段の材料がなくても起こることがある。

市場取引の約90%がコンピューター化されている現在では取引や価格提示の処理スピードが高速化していること、人工知能(AI)のアルゴリズムによる自動売買などが「売り」と「買い」の需給を歪め、短時間で価格が動く(急落する)ことをさす場合が多く、明確な定義はない。

外国為替(FX)では、2020年3月9日(月)の東京市場で新型コロナウィルスの感染拡大からイタリア北部が封鎖されたこと、米ニューヨーク州が非常事態宣言をおこなったことに加え、OPECとOPEC未加入の会合(OPECプラス)でロシアとの原油協調減産決裂、サウジアラビアの原油増産を受けて豪ドルが急落、ドル円も104円を割れると101.51円付近まで瞬時に急落した。

また、2019年1月3日(木)の早朝の時間帯で日本が祝日、実質的参加者がシドニー・ウエリントン勢のみの薄商いの時間帯を狙っての売り仕掛けが入った。米利上げへの警戒から米株価は下落傾向にあり、リスク回避の動きにドル円が108円割れるとストップロス「売り」が「売り」を呼び、104.10円まで瞬時に暴落した。

2020年3月27日 更新