割り算通貨

【よみ】
わりざんつうか
【英名】

通貨ペアは取引する2国の通貨のことで、左側を通貨を「取引通貨」や「基軸通貨」、右側の通貨を「決済通貨」や「清算通貨」という。通貨ペアは通常3つのアルファベットの略称の組み合わせで、左側の通貨の価値を右側の通貨で表している。通貨と通貨の区切りは”/(スラッシュ)”や”-(ハイフン)”を用いることが多いが、区切りを用いず、連続して表記することもある。

[例]
ドル円: USD/JPY, USD-JPY, USDJPY

通貨は通常、米ドル(USD)を介した取引(通貨ペア別の取引高https://www.uedaharlowfx.jp/learning/about/about_06.html参照)となっており、〇〇/円など直接取引のない通貨ペアもあるため、カナダドル円ならば、カナダドルと米ドル、円とカナダドルドルの各々の価値から計算することになる。
通貨の並び順に国際規格はないが、米ドルとカナダドルと円でみると、外国為替市場(インターバンク)では慣習として、米ドル > カナダドル > 円の順番となっている。通貨記号で書くと USD > CAD > JPY の順となる。カナダドル/米ドルはUSD/CADとなり、ドル/円はUSD/JPYとなる。
ここからカナダドル/円を求める場合には、USD/CAD、USD/JPYともに、左にUSDが来ていることで、USD/JPY ÷ USD/CAD、すなわち、割り算で求めることができる。

[例]
カナダドル米ドル:USD/CAD = 1.3135
ドル円: USD/JPY = 115.00
カナダドル円: CAD/JPY = 115.00÷1.3135 = 87.55

このようにして、割り算で求めることができる通貨を割り算通貨という。

代表例:CAD/JPY, MXN/JPY, ZAR/JPY, CNH/JPY, HKD/JPY

※割り算通貨の場合は、先に通貨の米ドルの価値を求めてから掛け算で計算することもできる。

[例]
カナダドル米ドル:USD/CAD = 1.3135
ドル円: USD/JPY = 115.00
カナダドル円: CAD/JPY = CAD/USD × USD/JPY = 1 ÷ 1.3135 × 115.00 =87.55

掛け算通貨
関連用語:通貨の略称

2018年11月9日 更新