雇用統計

【よみ】
こようとうけい
【英名】
Current Employment Statistics

雇用統計とは一般的に米労働統計局(Bureau of Labor Statistics 略称:BLS)が毎月第1金曜日に発表する米国の雇用情勢を示す統計のことを指し、市場の注目度が一番高い経済指標となる。雇用統計で発表される統計は全部で10数項目あるが、特に注目されるのは非農業部門雇用者数と失業率のヘッドラインなり、この結果が為替相場や株価、金利などの市場に影響を与える。ただ、FRBの金融政策において消費に繋がる賃金上昇や労働参加率も勘案しているため、ヘッドラインが良くても後者の数字が芳しくなかった場合は雇用状態が良いとみなされずに、ヘッドラインを受けてドルが買われたものの、後者の結果を見て買われていたドルが一転売られるようなこともある。また、FRBは政策目標として物価上昇率2%を掲げているため、物価上昇率が2%から距離がある場合、もしくは金融緩和局面では、賃金統計の結果はFRBや市場参加者の注目度は下がる。

上田ハーローでは毎月米雇用統計の前に前回のおさらいや今回の見どころ、今回の戦略などを網羅した「米雇用統計の予想と戦略」レポートを公開している。

また、米国以外の雇用統計は表の通り。雇用者数の増減や失業率などの項目から成っている。

特にオーストラリアの雇用統計はオーストラリア準備銀行(中央銀行、呼称:RBA)が金融政策を決定する際に注視しているため、豪ドルを取引している市場参加者の中では注目度が高い。

 

 

 

2020年10月26日 更新