コロナバブル

【よみ】
ころなばぶる
【英名】

コロナバブルとは、新型コロナウイルス(COVID‐19)の世界的な感染拡大(パンデミック)の影響を受けて、急落した株価が、短期間で急反発した事象のことを指す造語である。

具体的にみると、日経平均は3月19日の底値16358.19から6月3日時点で約6,255円(38.24%)、NYダウ平均も3月23日の底値18213.65から6月3日時点で約8,056ドル(44.23%)も上昇した。また、外為相場でも豪ドル円が新型コロナウイルス感染拡大懸念から、60円割れまで、大きく売り込まれる前の水準を上回る75.76円(6月3日時点)まで上昇した。

通常、株価は半年後、1年後を織り込むと言われ、世界的な経済活動再開やワクチン開発期待が株価を押し上げたのも事実だが、今回はそれだけでは説明がつかないほど実体経済と株価のギャップは拡大している。

この背景には上述した景気回復への期待感の他に、新型コロナウイルスの影響から経済の減速を最小限にとどめようと各国が打ち出した過去に例のない規模の経済支援策を後ろ盾とした楽観論や、各中銀が利下げや量的緩和を行い市中に流通する通貨の量の増加を打ち出した結果、行き場のなくなった資金が株式市場に流れたと推察される。

2020年6月4日 更新