カーターショック

【よみ】
かーたーしょっく
【英名】
Carter shock

カーターショックとは、1978年11月1日にジミー・カーター米大統領(当時)が発表した経済政策を機に発生した対主要国通貨でのドル高進行のことを指す。

当時のアメリカは大幅な貿易赤字による経常赤字と10%を超えるインフレによる、スタグフレーションに悩まされており、ドル安が加速していた。

  • そこで、カーター米大統領は以下のドル防衛策を実施。
  • ・日本、西ドイツ、スイスの中央銀行とのスワップ枠拡大等による為替市場への協調介入の強化
  • ・300億ドルの介入資金の調達
  • ・公定歩合の引き上げ(8.5%→9.5%)
  • ・預金準備率を2%引き上げるなど

 

それまで急速にドル安が進行していたドル円はこの発表を受けて急転。1日で1ドル=177.60円から186.25円まで9円近く、ドル高が進行するなどの急騰を見せ、その後のボルカーショックも加わり、ドル高円安は続いた。

2020年7月1日 更新