バード・ルール

【よみ】
ばーど・るーる
【英名】
Byrd Rule

バード・ルールとは、1974年から実施された米予算法313条に規定されたルールのことを指す。1985年にロバート C.バード上院議員が中心となり修正案を提出し、その後数回の改編を経て1990年に採択、同313条に恒久的に組み込まれることになった。同議員にちなんで「バード・ルール(Byrd Rule)」と名付けられた。

  • バード・ルールは6つの規定から成っているが、特に注目されるものは、予算法313条(b)(1)(E)の
  • ・予算決議の対象期間(通常10年)を超えて財政赤字増大を禁じる規定。
  • バード・ルール違反となると、上院本会議において単独過半数の採決が出来なくなり、与野党が拮抗しているような議会での法案通過が厳しくなる。

ただし、バード・ルールは自己強制的なものではなく、上院の5分の3(60票)の賛成を得られれば回避することも出来る。また、副大統領(上院議長)も回避する権限を持っているが、これについては1975年以来行われていない。

2021年3月4日 更新