ブラックマンデー

【よみ】
ぶらっくまんでー
【英名】
Black Monday

1987年10月19日起きた世界同時株価大暴落。NYダウ平均は1日の取引で22.6%(508ドル)下落し、史上最大の下落率を記録した(2020年末現在)

  • 原因は諸説あり、明確なものはないと言われているが、
  • ・当時の米国は財政赤字と貿易赤字の「双子の赤字」を抱えていた。
  • ・1985年のプラザ合意後に進み過ぎたドル安に歯止めをかけるために、1987年2月にルーブル合意にて協調政策をとることを決定。
  • ・しかし1987年9月に当時のG7の一つでもある西ドイツが高まる国内のインフレ懸念対策として米国の反対を押し切り利上げを実施。これを受けて市場では「G7の協調政策は破綻したのではないか」との懸念が急速に広がった。
  • ・中東情勢の悪化(15,16日にペルシャ湾で米タンカーがイランによるミサイル攻撃を受け、19日にはアメリカがイラン石油基地を報復攻撃)
  • ・コンピューターを使った自動売買が急速に普及し始めており、そのプログラム売買が株価の下落を加速させた。

こういったことの連鎖が株価の暴落に繋がったと言われている。

ブラックマンデー後にG7財務相・中央銀行総裁が電話で緊急会議を行い、金融緩和や資金供給などの対応策を素早く打ち出したことで1930年代の世界恐慌のようなことは回避された。

また、このブラックマンデーを機に1988年に米国で「サーキットブレーカー制度」が設けられた。(日本でも1994年に導入)

2020年12月23日 更新