ベア・スティープニング

【よみ】
べあ・すてぃーぷにんぐ
【英名】
bear steepening

ベア・スティープニングとは、短期金利の上昇よりも長期金利の上昇が上回り、金利差が拡大していく状態を指す。ベア・スティープニングは、将来的な景気拡大や金融引き締めが織り込まれる状況下で出現しやすい。

また、あくまでも経験則において、ベア・スティープニングの下ではドル円が上を向く傾向が見受けられます。例として、2012年7月頃から2013年12月の局面においては、米10年債利回りが1.33%→3.0%程度まで上昇した半面、同2年債利回りは0.25-0.30%で横ばいが続いていましたが、ドル円は77.80円付近から103.30円付近まで戻しました。この時期は、米国で量的緩和第3弾(QE3)縮小の議論が徐々に高まっていた時期にあたります(実際にFRBがQE3縮小に着手したのは2013年12月です)。また、日本で2013年4月に黒田日銀総裁が就任して異次元金融緩和を始めた年でもあります。

2021年3月2日 更新