- 【よみ】
- べあ・ふらっとにんぐ
- 【英名】
- bear flattening
ベア・フラットニングとは、長期金利の上昇よりも短期金利の上昇幅が上回り、金利差が縮小していく状態を指す。
ベア・フラットニングは、中央銀行による利上げサイクルの局面でしばしば観測されます。ベア・スティープニングと違って、この状況下でドル円相場への特別なインプリケーションは見受けられません。2015年12月から2019年3月にかけて米国は利上げのサイクル中で、その時の長短金利差は縮小傾向が続きました。さらに、ドル円は110.00円を挟んで振幅する程度で、目立った方向性は出ませんでした。
2021年3月2日 更新