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メキシコの通貨はペソです。MXNと表記します。1994年に経常赤字の急拡大を背景に通貨危機が起こり変動相場制に移行、しばらく景気低迷に悩みましたが米国への輸出拡大とともに経済力が回復してきました。産油国ではありますが第3次産業の占める割合も高く、輸出品目も工業製品が中心です。
また、新興市場としてブラジルなど近隣諸国の影響も受けやすいのですが、経済をはじめ米国との深いつながりが防波堤の役割を担っているようです。そのため後のアルゼンチン危機時などに、メキシコペソは他の中南米諸国に比べて小さい変動に収まっていました。
メキシコの中央銀行はBanco de Mexicoです。政策金利は7%と高水準で、米国の金融政策との連動性が高いという特徴が見られます。
ソブリン格付けが投資適格のBBBに引き上げられたのも2002年ということからも、市場の流動性リスクとともに投資リスクも考慮する必要があると思われます。
全般的に安定したマクロ経済運営を実施。フォックス政権成立当初、米国経済の停滞によりメキシコ経済も停滞(政権前半の3年間で年平均のGDP成長率は0.65%)したが、その後、米国経済の好調とともにメキシコ経済も回復、2004年のGDP成長率は4.1%と大幅な伸びを記録し、2005年3.0%、2006年4.7%と好調に推移している。政府の規律ある財政運営および慎重な金融政策などの結果、インフレ率、カントリーリスクは史上最低水準にあり、外貨準備高も700億ドルと史上最高水準で推移している。対外債務に関しては、ブレイディ債務の繰上返済を完了させるなど、積極的な債務管理政策が成功している。
| 経済成長率 | 4.8%(2006年) |
|---|---|
| 物価上昇率 | 4.05%(2006年、消費者物価上昇率) |
| 失業率 | 3.60%(2006年) |
| 総貿易額 | 輸出 : 2,500億ドル 輸入 : 2,561億ドル |
| 通貨 | ペソ |
| 為替レート | 1メキシコペソ=10.48円(2007年9月末) |
(出典:メキシコ政府、メキシコ中銀、IMF)
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